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最高裁、輸血拒否の自己決定権認める
- 1 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/29(火) 19:15
- 信仰上の理由で輸血を拒否したのに、医師が約束に反して輸血手術を
行ったとして、「エホバの証人」の女性信者(控訴審途中で死亡、遺族が
訴訟継承)が、東大医科学研究所付属病院(東京都港区)を運営する国
と、手術を行った医師三人を相手取り、千二百万円の損害賠償を求めた訴
訟の上告審判決が二十九日午前、最高裁第三小法廷(千種秀夫裁判長)で
あった。
宗教上の信念に基づく患者の自己決定権と医師の救命義務のどちらが優
先するかが大きな争点となったが、同小法廷は、「患者が宗教上の信念に
反するとして、輸血を拒否する明確な意思を持っている場合、このような
意思決定をする権利は、人格権の一内容として尊重されなければならな
い」と述べた。そのうえで、医師の説明義務違反による人格権の侵害を認
め、国などに計五十五万円の支払いを命じた二審・東京高裁判決を支持、
原告・被告双方の上告を棄却した。患者の自己決定権を権利として認めた
最高裁の判断は初めて。
http://www.yomiuri.co.jp/newsj/0229i205.htm
- 2 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/29(火) 19:16
- 同小法廷は、「医師らが説明を怠ったことにより、原告が輸血の可能性
がある手術を受けるかどうかについて意思決定をする権利を奪ったと言
え、原告の人格権を侵害したものとして精神的苦痛を慰謝する責任を負
う」との判断を示した。
判決などによると、一九九二年九月、六十三歳だった女性信者は、腹膜
などの腫瘍(しゅよう)の摘出手術を受けた。女性は聖書の「血を食べて
はならない」との教義に従い、無輸血の手術を希望。医師は緊急時には救
命のために輸血が必要だと告げたが、女性は「死んでも輸血をしてもらい
たくない」と拒んだ。実際の手術では、予想以上の出血があったため、六
百ccを輸血し、腫瘍を摘出した。
一審・東京地裁は「いかなる事態になっても輸血をしないとの合意は、
その存否を論ずるまでもなく、医師の救命義務に反するから、公序良俗に
反して無効」と判断、請求を棄却した。
これに対し、二審判決は、医師は当時、輸血以外に救命手段がない場合
は女性に輸血する方針でいた、と指摘。輸血を拒否している女性に治療方
針を十分に説明する義務があったのに、それを怠った結果、女性は手術を
受けるべきか否かを選択する「自己決定権行使の機会」を奪われたと認定
した。
- 3 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/29(火) 19:26
-
>同小法廷は、「医師らが説明を怠ったことにより、原告が輸血の可能性
がある手術を受けるかどうかについて意思決定をする権利を奪ったと言
え、原告の人格権を侵害した........
>医師は緊急時には救 命のために輸血が必要だと告げたが、.....
一応の説明はされてるみたいなんだけど駄目なのかね?
そんなに輸血されるのが嫌なら手術受けるなよ。
- 4 名前: >3 投稿日: 2000/02/29(火) 20:10
- つまり、輸血をした事自体が問題なのでは無くて、患者に手術を
拒否させなかったのが問題なわけね?
ただ、自分が勝手に死ぬのは構わないが、自分の子供を殺すのは
問題だと思うぞ>エホバ
- 5 名前: >最高裁第三小法廷(千種秀夫裁判長) 投稿日: 2000/02/29(火) 21:13
- 宗教上の価値観で「医療」自体を拒否するのであればそれは本人の
勝手だろうが、自分の意志で「医療」に身を委ねたのならその中の
常識、ルールを尊重すべきだろう。
リスクが有る手術を受けながら緊急措置に難くせつける事は断じて
「患者の権利」ではない。
- 6 名前: PIPC 投稿日: 2000/02/29(火) 21:24
- エホバ(ものみの塔)は欧米ではカルトに分類されます
オウムやライフスペースにはあれだけ厳しい日本のマスコミが
なぜエホバには同情的なのかはよく理解できません
エホバは輸血拒否などで各地の医療機関とトラブルを繰り返しており
この裁判はその典型ともいえるものでしょう
わからないのは
独自の価値観による特殊な医療を求めるならば
なぜ自分達でそういった医療システムと医療者をつくらないのか
つまり信者から医者をつくれということです
ライフスペースはまだ自分達でミイラを作っているだけましでしょう
オウムの診療所もありましたね
- 7 名前: >6 投稿日: 2000/02/29(火) 21:42
- 冗談ではなく、エホバの麻酔科医が居るのは、有名な話し。
ただ、実際どんな麻酔をしているのかは不明だが。
- 8 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/29(火) 21:46
- >6
エホバは信者に高等教育を受けることを禁じている
つまり義務教育が終わったら
さっさと社会に出て布教活動しろといっている
- 9 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/29(火) 21:54
- 手を出したら負けだな
- 10 名前: つまり 投稿日: 2000/02/29(火) 21:59
- 手術になったら、放り出せ、つうことですな。
- 11 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/29(火) 22:07
- 彼らには一応「医療機関連絡委員会」なる部門があるんだけど、
そこへ質問してまともな回答が得られたことは一度もない。
- 12 名前: ぱらまっくす 投稿日: 2000/03/01(水) 02:15
- でも真面目な話、輸血だけは死んでもいやだと言われて
同じような事態に陥ったらどうしますか?
家族に相談したとして、じゃあ助からなくてもいいから
中止してくださいということになったら放棄します?
そういう例ってあったのかな。
- 13 名前: a 投稿日: 2000/03/01(水) 07:01
- ge
- 14 名前: a 投稿日: 2000/03/01(水) 07:19
- 日本に30万人。アメリカではかなり昔に判例が出ていて
輸血しなくて良いことになっている。
彼らの信仰を尊重すると共に、医療の進歩・発展を探ること
が出来る、っつーことに気が付いたらいいのだけどね。
- 15 名前: 電波妨害 投稿日: 2000/03/01(水) 08:03
- たしかに輸血が少なくすむにこしたことはないね
- 16 名前: PIPC 投稿日: 2000/03/01(水) 08:14
- もし必要な輸血をせずに死に至らしめた場合
不作為の殺人行為とする見解があります
たとえ本人が免責の書類を書いていたとしても
エホバの信者ではない親族が民事で訴訟を起こした場合
医療側の不法行為の責任が問われる可能性があります
この場合賠償額は数千万円のレベルとなり
今回の判決の精神的慰謝料55万円とは比べものになりません
数年前までは検察当局も
必要な輸血をしないため患者が死んだときは
エホバでも刑事責任が問われるかも知れないと公言していました
結局医療側はダブルバインドの状況にあり
どうせ裁判になって金をとられるならば
精神的慰謝料の方がずっと安くつくので
迷ったときは輸血をしようという考え方もあります
- 17 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/03/01(水) 08:27
- 宗教関係者はお断り。
- 18 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/03/01(水) 08:36
- 彼らの教義では血液製剤も基本的に反対だが、
各自の判断に任せることになっている。
同じ不条理なものだし、各自が判断する教義ってのもねー?
- 19 名前: ●●ト●●ー院長 投稿日: 2000/03/01(水) 09:24
- ワシのところは誰でもウェルカム
もちろんエホバだって不妊治療してさしあげます。
三つ子になったってワシのところでカイザーするわけじゃなし
儲けはワシのひとりじめ。
ワシって頭いい!
- 20 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/03/01(水) 09:33
- 以前エホバさんが、ある疾患で受診されたとき、
「輸血はしないで、血液製剤は使わないで」と
必死で懇願されました。普通そんなことはしません、足白癬では。
- 21 名前: >14 投稿日: 2000/03/01(水) 10:04
- 彼等はよく、自分達が輸血拒否をすることで無輸血治療の発展に貢献している、
というような主張をする。だったら彼等にききたいが、戦争が起こるたびに外傷
治療はたしかに発展してきたが、だからといって医療の発達に戦争が必要といえ
るのか、と。
こういうのを本末転倒と謂ふ。
- 22 名前: >12 投稿日: 2000/03/01(水) 10:19
- >ぱらまっくすさん
子供がトラックに轢かれて重傷を負い、収容先の大学病院で両親(とも
に信者)が輸血を頑なに拒み結局不幸な結果になった、という事例があ
ります。このときは他の信者も現れて担当医を取り囲んで迫った、とい
う情報もあります。
この例で見落とされがちなのは、加害者のことです。このままでは「業務
上過失致死」に問われるわけですが、輸血して救命できていれば(基本的
には出血性ショックなんだからその可能性は大きい)過失傷害で済んでい
たかも知れない、ということです。
さらに、この子供の親族で、信者じゃない人はどう感じるのか?など問題
は多いのです。
- 23 名前: ぱらまっくす 投稿日: 2000/03/01(水) 11:49
- >PIPC さま
相当難しい問題ですね。
昨日のニュースをみて釈然としなかったんですが、
「55 万で済むのならいいか」と思ったのも確か。
でも、最高裁でこのような判決が下った以上、
今後の対応にも影響ありそうですね。
>20
はははははは(^^;
>22
そこまでは思いつきませんでした。
周囲は加害者側に同情するでしょうけど、
みすみす一生消えない傷を負わされてはたまりません。
特に急を要する場合(こういった事故など)は
搬送されるまで分からないことも多いでしょうから、
病院側も大変でしょうし……厄介な教義ですね。
- 24 名前: ●●ト●●ー院長 投稿日: 2000/03/01(水) 13:29
- 輸血せずに死んだら損害賠償 数千万〜数億 + 刑事責任
輸血したら慰謝料たったの55万
ワシだったら全く迷わず輸血するぞ
エホバ信者が出血で死にそうなとき
裁判所に相談したら,夜間休日を問わず数時間以内に
仮処分や略式命令をくれるというなら話は別だが。
- 25 名前: PIPC 投稿日: 2000/03/01(水) 14:19
- エホバの証人が輸血拒否をことさら強調して
医療機関とトラブルを起こしたり
裁判を起こしてで社会の耳目を集めたりする裏には
教団首脳部の意図が見えかくれします(これは日米を問わず)
ひとつは教団の宣伝、もうひとつは信者内部の団結を目的としています
「自己決定」という錦の御旗をかかげることにより
ある程度のマスコミの同情をひくことに成功し
結果的にはかなりの宣伝効果を得ることができました
また一般社会と摩擦を起こすことにより
教団内部の団結を強化することができます
示威行動に近い病院内での信者達の抗議は
内外への効果を狙ったものでしょう
現代キリスト教の3大異端といわれるエホバ、モルモン、統一教会は
すべて同じ手を使って社会とトラブルを起こしては
外には宣伝 内には信者団結をはかっています
オウムでも毒ガス攻撃を受けたとかいって信者の危機感をあおっていましたよね
何だか宗教スレッドみたいになりましたが
生命倫理の視点から真面目に論じてばかりいると
カルト連中に足をすくわれることになるので書き込みました
ただしエホバの中にも良識派がいるようなので
今後は彼らに期待することにします
- 26 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/03/01(水) 15:30
- うちのオーベンがいうには
「もし目の前で自殺しようとしている人間がいたら当然助けるよな。
それであとから自分の自己決定権を侵害されたと訴えられ
精神的慰謝料100万円と裁判所に言われたら
しかたがない黙って自腹を切るよ。
一般の人間ならそんな馬鹿馬鹿しいことといって
自殺する人間を無視するようになるだろうけど
おれは医者だからそれでも同じことをするだろう。
おれはエホバでも必要なときは絶対に輸血する」
いかがでしょうか?
- 27 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/03/01(水) 16:33
- 輸血はある意味予防的医療でしょう?(例外:失血性ショック)
これ以上出血するとやばいとかいって入れますよね?
例えば化学療法による骨髄抑制とかでは、
ショックまで貧血をほっとけないから、予防的に入れますよね。
私も本当に必要な時はエホバでも輸血すると思いますが、
必要だとする基準は「かなり」高くないと困るよね。
これを入れなければ死ぬって証明しなければいけないから大変だわ。
しかも事故と違ってその機会は繰り返すから…。
- 28 名前: >26 投稿日: 2000/03/02(木) 07:31
- それは、自分の人生観を他人に押しつけているだけである。
個人の良しとするQOLが他人にも通用すると考えている。
私はエホバでも何でもないが、自分の良しとすることを他人
(患者)に押しつけるのは良くないと考える。
- 29 名前: 26です 投稿日: 2000/03/02(木) 11:06
- >28
というような批判がくると思っていました
うちのオーベンは昔気質ですから(ゲバ棒世代)
でもこういうんですね
「普通の人間ならばもらった金の分だけ働けばいいのだが
医者はぜんぜん違う
医者になった時点で自分というものを捨てなければ鳴らない
医者はサービス業なんかでは絶対ない
目の前の病んでいる人間を助けるのに必死になれ
慰謝料だとか金だとかごたごた言うな
そうでなければお前医者なんかやめちまえ」
かなりアルコールが入っていますね
- 30 名前: ぴねる 投稿日: 2000/03/02(木) 13:03
- 横レスになるかとは思いますが教義の話を。
思うに彼等程人生や社会に対して否定的・消極的な考えをもつ
宗教ってのはそうはないかもしれません。キリスト教会
は「彼等は断じてキリスト教の一派とは言えない」と
主張しますがもっともな話だと思います。
私もむちゃくちゃ詳しいわけじゃないですが
おおまかにいえば天地創造は悪魔の仕業というんじゃな
かったですかね。つまり人間というのは本来の聖性から
引き剥がされて本質的に邪悪な牢獄(=この世界)に
閉じ込められている。従ってどのように生きるべきかと
いえば本質的に邪悪なこの世界に対して積極的なことは
せず救済を待ち望むべきだ
というわけでキリスト教の「父と子と精霊の三位一体」と根本的に異なります。グノーシス諸派の生き残りとは
言えると思いますが。
- 31 名前: ぴねる 投稿日: 2000/03/02(木) 15:04
- 26=29さん
なかなか強烈なクレドですね。
世代の違いを感じる。
宣教師とかだったらそれでいいと思うけどね、、
- 32 名前: >ぴねるさん 投稿日: 2000/03/03(金) 00:15
- ホント。
今時はやんないよね。
- 33 名前: 結局 投稿日: 2000/03/03(金) 15:57
- ・価値観の違う人間に向き合えない
・保身に走りたい
ということに集約されるのかな?輸血肯定の場合は。
癌の告知を非としてきた流れと似ているね。
- 34 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/03/03(金) 16:10
- 外科医はティッシュトートを避けたい物です
自己保身は絶対不可ですか?
- 35 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/03/03(金) 18:01
- 何故かエホバに気にいられてしまいました。
よく幹部が外来たり、雑誌を置いたりしに来ます。
一度一時間程、矛盾点などを指摘したからかな?
こっちが批判しててるのに、妙にニヤケていたなあ。
ひょっとして、かまってちゃんの集まりか?
- 36 名前: a 投稿日: 2000/03/07(火) 15:43
- ge
- 37 名前: QQ 投稿日: 2000/03/07(火) 15:57
- 私も何人かのエホバの患者と付き合いました(幸運にも死亡診断書を書いたことはない)。
医療がサービス業だとすると、顧客満足度が最重要なのですが・・・やはりねぇ。
まぁ病気の場合はともかく、交通外傷の被害者なんかの場合は、保険屋も絡んできて大変ですわ。