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Tさんの日記
1 名前: 1123 投稿日: 2001/06/27(水) 10:48
今日は新しいメル友ができた。
方法は友達がやってる「全国無差別送信」だ。
一人反応あったよ。19歳の整形外科ヘルパーだ。


2 名前: Wくん 投稿日: 2001/06/27(水) 10:51
ねえねえ、僕とメル友にならない?


3 名前: 1123 投稿日: 2001/06/27(水) 10:54
彼は29歳。10歳年下とはオイシイ!
しかも彼女は隣の県に住んでいるのだ。
でも、「26歳。配管工の監督」と年齢&職業を偽ってのメールだ。
なんか偽り方めちゃめちゃ地味(笑)。


4 名前: 1123 投稿日: 2001/06/27(水) 14:53
その19歳の女性にある日あった。彼女は電車で彼の住む街まで来た。
彼はパスタが大好きである。理由はたぶん「女のコの好きな食べ物が『パスタ』」
だからであろう。
その女性をパスタ料理に招待した。
その後、彼の車で街中を走り、彼オススメの夜景スポットのある小高い丘へ登った。
「良い雰囲気だ」と彼は感じた。
彼は彼女を自宅まで送ろうと思っていた。


5 名前: 1123 投稿日: 2001/06/27(水) 16:09
その夜景スポットを出発して、平坦な道路に来た時、彼女は車酔いを訴えた。
これは曲がりくねった道を走ったせいでもあったが、最大の原因は彼の運転技術にあった。
彼は直線でアクセルを煽るように踏む。つまりいい感じでの「制御」ができないのだ。
以前に彼の友人が、彼の運転で「高速道路の直線で酔った」というエピソードがある。
制御できないアクセルワークだから、カーブ手前にくるとブレーキを強く踏む。
運転手は体制を整えることができるが、助手席の人は体がかなり左右に揺られるのだ。
それを繰り返したために、彼女はひどい車酔いになってしまったのだ。


6 名前: 1123 投稿日: 2001/06/28(木) 09:13
彼女は車の中で「駅まででいいよ。」と言った。
彼の頭の中にはもう彼女を家まで車で送っていくことしかなかった。
思っても無い発言に彼はびっくりしたような表情を見せながらも「家まで送るよ。」と
言ったが、彼女は遠慮した。
どうやら彼の運転に酔ってしまったために、嫌気が差したらしい。
彼は素直に駅まで送ると、彼女は「帰ったらまたメールするね。」と言い残してそのまま
ホームから電車の中へと消えて行った。

そして・・・・・
その後、彼女からメールが送られてくることはなかった。


第1章 完


7 名前: 1123 投稿日: 2001/06/28(木) 13:55
第2章

再び彼はメールで相手を見つけ始めた。やはり「全国無差別送信」だ。
何人かにアクセスしたところ、今度は25歳だ。また隣の県に住むコだ。
さっそくメールのやりとりが始まった。


8 名前: 1123 投稿日: 2001/06/29(金) 01:50
メル友二人目の彼にとって、電話番号を聞き出し、会う約束をするのは、そんなに難しいことではなかった。
今回も当然「26歳配管工の監督」である。
毎日ウキウキ気分でメールのやりとりが続く。
そして、会う日が来た!


9 名前: ほい 投稿日: 2001/06/29(金) 10:20
彼の住む街に、遊園地がある。
その遊園地に遊びに行こう、ということになった。
普通なら彼女が彼の街まで来て、場所を決めて会うだろう。
でも、彼は違った!
彼女の住む街まで、わざわざ車を走らせて、迎えに行ったのだ!


10 名前: ほい 投稿日: 2001/06/30(土) 00:59
彼女を乗せて、彼は自分の地元の遊園地で遊んだ。
メールで妄想が拡がってた二人は非常に楽しい時を過ごした。
そして夜になり、二人は観覧車に乗った。
「彼氏いてるの?」
「ううん。今はいないよ。」
「ボクも彼女いないんだよ。」
「え?そうなの?」
「彼氏ほしいと思わない?」
「え?うーん、欲しいけれど・・・・」
「ボクも彼女ほしいと思ってたんだよ。どう、付き合わない?」
「うん・・・・別にいいよ。」

そして、二人は付き合うことになった。


11 名前: ほい 投稿日: 2001/07/01(日) 03:06
そこから彼は急に彼女へのアプローチスピードを早めた。
毎日電話にメール・・・・それはすごかった。
そんなこんなで、1週間になった頃、彼女は彼にある言葉を投げかけた。


12 名前: ほい 投稿日: 2001/07/02(月) 00:26
その言葉とは
「私に100%注がないで。嬉しいけど、私が疲れる。友達とも遊んだり付き合いたいし。
貴方も友達とかいるでしょ。だから、そっちの方も大切にしてね。」
入れ込み始めたら、かなりのスピードでプライベート領域まで突っ込む、のが彼の性格。
だから、彼女のこの言葉が彼にとっては大きなショックだった。
それから彼は何となく彼女との距離を置き始めた。

そして、また・・・・・
彼は携帯電話を手にすると、メールでこう打ち始めた。
「こんにちは。よかったらボクとメールしませんか?」


13 名前: ほい 投稿日: 2001/07/02(月) 16:37
何人かに送信した結果、また一人返事があった。
23歳のコだ。だが家が遠かった。今度は飛行機で行かなければならない距離だった。

いちおう、今は彼女がいる。だからしばらくは普通のメル友としてやりとり始めた。


14 名前: ほい 投稿日: 2001/07/03(火) 09:06
だが新しい出会いは「新鮮」だ。
「貴方と付き合ったら疲れる」と言われた彼女よりも、楽しい。
彼の意識の中では徐々に新しいメル友の方に傾きつつあった。

もう、今の彼女に未練はない・・・・
そう思い始めた。


15 名前: ほい 投稿日: 2001/07/05(木) 14:10
その新しいメル友と、徐々に距離が縮まってきた。
メールの中はハートマークでいっぱいになってきた。
もう、彼の中は、その新しいメル友が気になる一方であった。
だが、まだいちおう「彼女」はいる。
ある日、彼女と買い物に行くことになったが・・・・


16 名前: ほい 投稿日: 2001/07/05(木) 22:24
買い物先で財布を忘れたことを発見。
そう彼女はサザエさんだったのだ。
いずれ海に還る運命の彼女。
海に還る時ペットのタマはどうなるんだろう。
てゆーか声の演出でなぜたまの箇所が「?」なんだろう。


17 名前: ほい 投稿日: 2001/07/06(金) 10:28
>>16
これは第3者がカキコした逸脱したもの。


18 名前: ほい 投稿日: 2001/07/06(金) 10:30
買い物中でも、新しい彼女からのメールが切れることはなかった。
レスをするたびに「トイレ行ってくる」とウソをつき、トイレの中で
レスしたり、電話してた。
もう、彼は「今、そばにいる彼女」に未練はなかった。


19 名前: ほい 投稿日: 2001/07/09(月) 09:27
その買い物から帰ると、彼はメルカノに走った。
「そばにいる彼女」とは切った。
電話番号を聞くと、さっそく甘い会話が始まった。
そして、写真の交換も約束した。


20 名前: 投稿日: 2001/07/09(月) 09:59
だが、残念なのはこの日記がすべてTの妄想にすぎないことだ。
彼は今日も二次元のハザマを迷い生きるのだった


21 名前: ほい 投稿日: 2001/07/09(月) 10:52
写真の交換も済ませ、電話の内容もさらに甘くなってきた。


22 名前: ほい 投稿日: 2001/07/12(木) 10:46
彼の電話は毎日3時間にも及んだ。
「積算料金」の表示料金がどんどん上がる。
2万、3万、4万・・・・
「彼女に会いたい!」互いの想いは募るばかりだった。
そして甘い会話になってからの2ヶ月後に「会う」約束をした。
だが、会いたい症候群は、さらにその時期を早めていくことになる。


23 名前: ほい 投稿日: 2001/07/12(木) 14:51
彼は急いで飛行機のチケットを買った。
そして初めてメールで知り合ってから約1ヶ月、ついに彼女に会うことになる。
これでメルカノ3人目だ。


24 名前: ほい 投稿日: 2001/07/13(金) 02:09
そして、会った!
お互いに熱い想いがこみあげてきた。
二人は十分に楽しんだ。夜に彼が泊まったホテルで結ばれもした。


25 名前: 夢見る名無しさん 投稿日: 2001/07/13(金) 02:12
だからなんだっつーの


26 名前: ほい 投稿日: 2001/07/13(金) 16:15
濃密な3日間を過ごした二人だった。
帰りの空港で彼女に泣かれ、後ろ髪引かれる想いで帰ってきた。
そしてまた熱いメールと会話が続く。
いつの間にやらその月の携帯電話の積算料金が10万円になっていた。


27 名前: ほい 投稿日: 2001/07/15(日) 01:02
そして彼はその翌月も飛行機で彼女の町に行き、遊んだ。
だが、彼の心の中で何かが揺れ動きだしていた。
「俺の理想とちょっと違う。」
再び涙で空港で別れて、自分の町に戻ってきた彼は、そう思うのであった。

そうするとまた・・・・
彼は無差別メール攻撃を始めたのだった。


28 名前: 1123 投稿日: 2001/07/16(月) 01:33
何人かにメールを送っているうちに、また一人反応があった。
こんどは「25歳の人妻」だった。しかも1児の母であった。
早速彼はメールを始めた。何気ない内容から始まった。

その一方で遠距離の彼女からのラブメールは続く。


29 名前: 1123 投稿日: 2001/07/16(月) 10:32
だが、移り気の彼は、その人妻に走った。
遠距離の彼女とは「形だけのメール」になってしまった。

その人妻は、多少の下ネタに乗ってきたのだった。
そこに彼は惹かれていった。


30 名前: 1123 投稿日: 2001/07/17(火) 14:03
そして、その人妻と会う約束をした。彼女はふだんは家でずっと家にいるタイプ。
しかも親と同居となれば、尚更出かけるのは難しいだろう。
だが、彼女も理由をつけて出てくるという。
リスクを感じながらも、彼は決心していた。


31 名前: 1123 投稿日: 2001/07/18(水) 16:19
そして、彼はその人妻と会った。
今度はお互いの家から離れた地で会った。
彼女は人妻である手前、泊まる事ができなかった。
その日だけしか会うことができなかった。
そして、ラブホテルで体を交わした。


32 名前: 1123 投稿日: 2001/07/20(金) 02:22
そして涙の別れをした。
またいつものようなメールをやりとりがされていた。
だが、会った日から数日後、彼の携帯に彼女からかかってきた。
すぐに出た電話口の向こうは。。。。


33 名前: 1123 投稿日: 2001/07/22(日) 23:36
それは「彼女の旦那」だった。どうやら普段は家に居るのに、いきなり「友達と会う」
と言って1日家を空けたのが不信に思ったらしいのだ。
旦那は彼に「お前のすんでる町まで探しに行くぞ!」と脅し始めたのだ。
さあ、大変になってきた。